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入れ歯が減ったのはなぜ?高齢者の割合・年代別の入れ歯事情と理由をわかりやすく解説

  • 執筆者の写真: 高橋 壮
    高橋 壮
  • 4月7日
  • 読了時間: 9分
入れ歯が減ったのはなぜ?高齢者の割合・年代別の入れ歯事情と理由をわかりやすく解説

「最近は入れ歯の人が減った」と聞いたことはありませんか。高齢化が進んでいる日本ですが、実は以前より入れ歯を使う高齢者は少なくなっているといわれています。なぜそのような変化が起きているのでしょうか。


本記事では、入れ歯が減った理由や年代別の入れ歯の割合、若い世代の悩み、入れ歯のトラブルや対策までわかりやすく解説します。歯の健康を守るヒントとして、ぜひ参考にしてください。


入れ歯が減った背景と理由


入れ歯の高齢者はなぜ減ったのですか?


近年、高齢者でも入れ歯を使う人が以前より減ってきています。大きな理由は「予防歯科」の普及です。昔は虫歯や歯周病が進行してから治療を受ける人が多く、結果として歯を失うケースが少なくありませんでした。現在は定期検診やクリーニングを受ける人が増え、歯を失う前にケアする意識が広がっています。


 さらに1989年に始まった「8020運動」も影響しています。80歳で20本以上の歯を保つことを目標とした取り組みで、歯磨き習慣の定着やフッ素入り歯みがき剤の普及が進みました。実際に1日2回以上歯を磨く人の割合は、数十年前の約4割から現在は7割程度まで増えています。


 ただし、歯が残っていても歯周病などのリスクがなくなるわけではありません。歯を長く保つためには、日常のケアと定期的な歯科検診を続けることが重要です。


70代で総入れ歯を使っている割合は?


70代で総入れ歯を使用している人の割合は、以前に比べて少しずつ減ってきています。厚生労働省の歯科調査では、75〜79歳の総入れ歯の割合は3割未満という結果が報告されています。つまり、70代のすべての人が総入れ歯というわけではなく、多くの人が自分の歯を一定数保っている状況です。


この背景には、虫歯や歯周病の予防意識の向上があります。定期的な歯科検診やクリーニングを受ける人が増えたことで、歯を抜かずに済むケースが多くなりました。また、部分入れ歯やブリッジなど、歯を残す治療法が広がったことも影響しています。


ただし、70代では歯周病や噛み合わせの問題が起こりやすく、歯を失うリスクは依然として高い年代です。歯の本数を維持するためには、セルフケアと歯科医院でのメンテナンスを継続することが欠かせません。


60代の部分入れ歯割合


60代では、総入れ歯よりも部分入れ歯を使用している人が多い傾向があります。これは、まだ自分の歯が多く残っているケースが多いためです。歯科調査でも、60代は複数の歯を失っていても、すべての歯がなくなる人は比較的少ないとされています。そのため、失った部分だけを補う部分入れ歯が選ばれることが多いのです。


部分入れ歯は、残っている歯を活かして噛む機能を補える点がメリットです。一方で、金属のバネをかける歯に負担がかかることや、違和感を覚える場合がある点には注意が必要です。


60代は歯を失うペースが徐々に早くなる年代ともいわれています。虫歯や歯周病を放置すると、将来的に総入れ歯になる可能性も高まります。部分入れ歯を使っている場合でも、定期的な調整や口腔ケアを行うことが大切です。



入れ歯が減った時代の年代別事情


入れ歯が減った時代の年代別事情

70代の部分入れ歯割合


70代では、総入れ歯よりも部分入れ歯を使用している人が多い傾向があります。近年の歯科調査では、自分の歯をある程度残したまま生活している高齢者が増えており、失った部分だけを補う治療が一般的になっています。予防歯科の普及や歯磨き習慣の定着により、昔よりも歯を多く残せるようになったことが背景にあります。


 部分入れ歯は、残っている歯を支えにして装着するため、噛む力をある程度保てるのがメリットです。食事のしやすさや会話のしやすさを維持しやすい点も特徴といえるでしょう。一方で、バネをかける歯に負担がかかる場合や、装着時の違和感を感じる人もいます。


70代は歯周病や噛み合わせの変化が起こりやすい年代でもあります。部分入れ歯を長く快適に使うためには、定期的な調整や口腔ケアを欠かさないことが大切です。


50代で入れ歯にショックを受ける理由


50代で入れ歯が必要になると、多くの人が精神的なショックを受けやすいといわれています。入れ歯は「高齢者のもの」というイメージが強いため、まだ若い年代で装着することに抵抗を感じる人が少なくありません。周囲に知られるのが恥ずかしい、老けた印象になるのではないかといった不安も影響しています。


しかし、50代で歯を失うケースは決して珍しいものではありません。虫歯や歯周病、事故などさまざまな原因で歯を失う可能性があります。歯を失ったまま放置すると、噛み合わせが崩れたり、周囲の歯に負担がかかるなど別の問題が起こることもあります。


入れ歯は噛む機能や見た目を補う大切な治療法です。早めに適切な治療を受けることで、食事や会話を快適に続けることができます。重要なのは、歯を失った後のケアを前向きに考えることです。


入れ歯が減った今でも若い世代の悩み


40代で入れ歯が恥ずかしいと感じる理由


40代で入れ歯を使うことに抵抗を感じる人は少なくありません。多くの人が入れ歯を「高齢者のもの」というイメージで捉えているため、まだ働き盛りの年代で装着することに心理的な負担を感じやすいからです。周囲に知られたくない、見た目が老けて見えるのではないかと不安に思う人もいます。


しかし実際には、虫歯や歯周病、事故などの影響で40代でも歯を失うケースはあります。歯を失った状態を放置すると、噛み合わせが崩れたり、残っている歯に負担が集中するなど別のトラブルにつながることもあります。


現在の入れ歯は見た目や装着感が改良されており、周囲に気付かれにくいものも多くあります。恥ずかしさを理由に治療を遅らせるのではなく、早めに歯科医へ相談することが口腔環境を守るうえで大切です。


芸能人に見る入れ歯の実例


入れ歯というと高齢者のイメージが強いかもしれませんが、芸能人の中にも入れ歯や人工歯を使用している人はいます。テレビや舞台で活躍する人は歯並びや見た目が重要なため、歯を失った場合に入れ歯やブリッジなどの補綴治療を受けることがあります。見た目を整える目的だけでなく、発音や食事のしやすさを維持するためでもあります。


芸能人の事例を見ると、歯のトラブルは特別なものではなく、誰にでも起こり得る問題だと理解できます。むしろ早い段階で治療を受けているケースが多く、口元の健康管理を意識している人が多いといえるでしょう。


歯を失った場合でも、適切な治療を受ければ日常生活に大きな支障なく過ごせます。入れ歯を前向きな治療の一つとして考えることが大切です。


バナナマン日村の歯がない理由は何ですか?


お笑いコンビ「バナナマン」の日村勇紀さんは、歯が少ないことで話題になることがあります。理由として知られているのは、若い頃の虫歯や歯周病の影響で歯を多く失ったことです。歯の治療を十分に行えなかった時期があり、その結果として歯を抜く必要が出てしまったといわれています。


歯を失う原因の多くは、虫歯や歯周病です。これらの病気は初期段階では自覚症状が少なく、気付かないうちに進行してしまうことがあります。適切な治療や定期検診を受けないまま放置すると、最終的に歯を抜かなければならないケースもあります。


この例からも分かるように、歯の健康は日頃のケアと早めの治療が重要です。歯磨きだけでなく、歯科医院での定期検診を受けることで歯を長く守ることにつながります。



入れ歯が減った今でも起こるトラブル


入れ歯が減った今でも起こるトラブル

高齢者が入れ歯を作り直す理由


高齢者が入れ歯を作り直す主な理由は、口の中の形が年齢とともに変化するためです。歯を支えている顎の骨は、歯を失うと少しずつ吸収されていきます。骨が痩せると歯茎の形も変わり、以前はぴったり合っていた入れ歯でも隙間ができてしまいます。その結果、入れ歯が外れやすくなったり、噛みにくくなったりすることがあります。


さらに、長年使用している入れ歯は人工歯の部分が摩耗し、噛み合わせの高さが低くなる場合もあります。噛み合わせが崩れると、食事のしにくさだけでなく顎や口周りの筋肉に負担がかかることもあります。


こうした問題を改善するために、入れ歯の調整や作り直しが必要になることがあります。違和感を感じた場合は早めに歯科医院へ相談することが、快適な生活を保つためのポイントです。


入れ歯を紛失した場合の6ヶ月ルール


入れ歯を紛失した場合によく知られているのが「6ヶ月ルール」です。これは、保険診療で入れ歯を作った後、原則として6ヶ月以内は同じ種類の入れ歯を保険で作り直すことができないという制度を指します。短期間で何度も作り直すことを防ぐために設けられている仕組みです。


そのため、入れ歯をなくしてしまった場合、6ヶ月以内であれば自費で作り直す必要が出ることがあります。費用面の負担が大きくなる可能性があるため、入れ歯の取り扱いには注意が必要です。


ただし、事故や破損など特別な事情がある場合には例外が認められることもあります。入れ歯を紛失したときは自己判断せず、まず歯科医院に相談し、適切な対応を確認することが大切です。


入れ歯が減った今でも知るべき口腔ケア


入れ歯を長く使うためのメンテナンス


入れ歯を長く快適に使うためには、日常的なメンテナンスが欠かせません。まず大切なのは、毎日の清掃です。入れ歯には食べかすや細菌が付着しやすいため、専用ブラシや洗浄剤を使って丁寧に洗う習慣をつけましょう。通常の歯ブラシで強くこすると表面に傷がつくこともあるため、優しく扱うことがポイントです。


また、使用していない時間は水や専用の保存液に浸して保管すると、乾燥による変形や破損を防ぐことができます。さらに、定期的に歯科医院でチェックを受けることも重要です。入れ歯は使い続けるうちに摩耗したり、口の中の形が変化して合わなくなる場合があります。


違和感を感じたまま使い続けると、歯茎の痛みや噛み合わせのトラブルにつながることもあります。定期的な調整と適切なケアを続けることで、入れ歯の寿命を延ばし、快適な食生活を保つことができます。


まとめ


入れ歯を使う高齢者は、以前に比べて減ってきているといわれています。その背景には、予防歯科の普及や歯磨き習慣の定着、8020運動などによって自分の歯を長く保てる人が増えたことがあります。


しかし、年代が上がるにつれて歯周病や虫歯のリスクが高くなるのも事実です。歯を失ってしまった場合でも、部分入れ歯や総入れ歯など適切な治療を受ければ、食事や会話を快適に続けることは十分可能です。


また、入れ歯は作って終わりではなく、定期的な調整やメンテナンスが大切になります。日頃の口腔ケアと歯科医院での検診を習慣にすることで、歯を長く保つことにもつながります。将来の健康な食生活を守るためにも、今からできる口腔ケアを意識し、自分の歯と上手に付き合っていくことが重要です。



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